こんにちは、kyoです。
「子供のサッカー見守り歴13年」の私が当時を振り返りフラットに素直な感想をお伝えするブログです。
サッカー少年、またはその保護者の皆さんの「お悩み解決のお手伝い」ができたらいいなと思っています。
よろしくお願いします。
今回はサッカー少年の本音を息子に振り返ってもらいます
皆さんは自分のお子さんの考えていることわかりますか?
本当はイヤイヤ練習してるんじゃないか…?とか
そもそも本当にサッカー好きなのかな…?とか
意外とよくわかっていないという方も多いかもしれません。
私も当時を振り返ると、もしかしたら親ばかりが熱くなっていたのでは?と、年月が経って今頃になって反省することもあったりします。
今回は当時を振り返り、サッカー少年だった息子が何を思ってサッカーしていたのか、どれほどの熱があったのかということをインタビューしてみましたのでよかったら参考にしてみてください。
この記事を読むと
- サッカー少年が読んでいたテクニック本
- サッカー少年が考えていること
- サッカー少年のやる気が出る言葉
- サッカー少年が読んでいた本と練習方法
など大人では分からない子供の気持ちや行動などが分かります。
ちなみに息子はすでに成人していますが、昨日の事のようにわくわくで話してくれました。
教える立場、親御さんの立場として参考になれば幸いです。
サッカー少年が読んでいた本
息子がサッカー少年団に入ったのは小学3年生の時でした。
幼稚園時代からサッカーボールに触れていたので自分でも少しは得意なスポーツだと思っていたと思います。
息子が小学生ながらに読んで参考になった本があると言いました。
それは「サカテク」という本で、著者は北健一郎さん
開口一番この本のことを口にしたのでよほど思い出深いのだと思います。
「あー持ってたね~~~!」と私も懐かしかったです。
「あれは本当にめっちゃ見て勉強した」と。
確かサッカーのテクニックが細かくかいてある本だったと思います。
私はパラパラとめくって見たくらいのものだったのですが息子は読み込んでいたんですね。
今はもう販売していないみたいですね…。
十年以上前だから仕方ないですね。
あれでかなり色々なテクニックを学んだ!と言っていました。
家でも何かしら障害物を置いては小さいボールで練習していた息子…
「障害物を敵とみなし練習してた」と…
そういえは、やってたね~…家でするな!とよく𠮟ってましたが…
テクニックを自分なりに習得し、練習や試合で試す度に大人が「おぉ~」となってくれるのが嬉しかったのだと。
のちに、足技は息子の得意となりました。
小学生向けのテクニック本はこちらも参考にどうぞ
子供ってみんな違うので、みんなと同じようにできなかったりもします。
子供が自分なりにやっていることは実は自分がやりやすかったり覚えやすかったりするやり方かもしれないので見守るっていうことも時に大切かもしれませんね。
子供が頑張ってできたことに対して大人が反応してくれたり気づいてくれたりすると、いくつになってもそれはとても嬉しいと思うので大人の皆さんはぜひ「反応」してみてください。
ぐんぐんやる気がでてくると思います。
サッカー少年が考えていること
入団したばかりの時は早速ライバルとなる子がいたんですよね。
子供なりにその子を目標にして日々励んでいたような気がします。
当時、小学3年生…その時の心境をこう語ってくれました。
「プロになるには学校で一番にならないといけないと思っていた」
(プロになろうと思ってたんかい)
「地区選抜、市選抜に選ばれたかったから、コーチにアピールして選ばれる選手にならないといけないと思っていた」
(意外と分かってたんだね)
「でも一番うまい子がいたからまずはその子よりうまくなるためにいっぱい練習しなくちゃと思ってた」
(ちゃんとしてる…)
ほうほう…
まだ10歳くらいでいろいろなこと考えていたんだな…と気づかされます。
ここで思ったのは、子供扱いするよりは大人と対等な目線で話してみるのがいいのかもしれないな…ということ。
ついつい子供だからと「ああしなさい、こうしなさい」って色々言い過ぎていたかも…と反省でした。
もっと子供目線で大人の話ができたら、子供の方から的確なこと話してくれたのかなって思いました。
子供は自分でわかってる、気づいてる…
才能を伸ばすも芽を摘むのも実は身近にいる大人次第なのかもしれない…そう思いました。
問題解決で悩んでいる方は「子供」って思いすぎないのも一つの方法かもしれません。
サッカー少年のやる気の出る言葉
次に、どうしたら「やる気が出て」どうしたら「やる気がなくなるのか」を聞いてみました。
私が気になっていたのは試合後の振り返りです。
どこのご家庭でもあるあるのシーンだと思うのですが試合後の車の中、帰ってからの夕食時の団らんでの会話…
その日行われた試合の際の「自分の子供の動き」に対する振り返りですね。
「気になっていた」というのは、親の方がついつい熱くなりすぎてしまうので本当は当時どんな気持ちだったのだろうと思ったからです。
「疲れてるんだからほっといて」とか
「ダメ出しばっかしないで」とか…
しかし息子はこんな風に答えました。
「あれは多分だいぶ有難かった。自分のために試合についてきてくれて考えてくれてるんだなと思った記憶がある」
「でも、多分疲れて半分しか聞いてないけど」
笑う場面もありつつ、懐かしさもありつつ…インタビューも楽しく進みます。
そして
「でも試合の後は褒められたらめっちゃ嬉しい」
「教えてくれるのはありがたいけど、自分が良かったプレーのことも聞きたい」
なるほどね…大人はダメ出ししがちなんですよね。
「あの時どうしてあんな動きしたの?」
「あの時どうしてもっと○○できなかったの?」
「あんな時はこうするんだよ」…とか。
それよりも
「めっちゃ足速かったよね~」
「あそこドリブルでよく抜けたね~」
など良かった点もあるはずだし、ほめるところない…って思っても
「たくさん食べれられて偉いね~」とか
「早起きして頑張ったね」でもいいです。
次のやる気に繋がるために「プラスな言葉かけ」はやっぱり嬉しいですよね。
プラスを口にしてから教えてあげると素直に聞けたり…大人も同じですね。
なんだかんだクラブチームはやはり強い説
息子の最後の言葉に
「でも、やっぱり上手さを追求するなら絶対クラブチームだ…」
という言葉が…
「やっぱ全然違うでしょ」とのこと。
もちろんどちらにも良さがありますし、少年団でもクラブチームに引けをとらないめちゃくちゃ強いチームもあります。
ですからじゃ、すぐに移籍だ!という考えになるよりは「今いる場所でできる最大限のことは何か」をまずは見つけてくださいね。
親子で素敵な思い出を作ってください。
応援しています。
では、また
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